Service 01

クラウド移行支援

止めずに移す順序を、先に決める

概要

クラウド移行で最も多い失敗は、技術の選択ではなく順序の誤りです。共有ファイルサーバや認証基盤のように他システムが依存する部分を後回しにすると、切替の直前で身動きが取れなくなります。当社は、構成と通信の依存関係を最初の2〜4週間で洗い出し、移す順番を図にしてから方式を決めます。

対象は数台の業務サーバから、百台規模の基幹環境まで。方式は「そのまま移す」「一部作り替える」「SaaSへ置き換える」「移さず終了する」を含めて比較し、判断の理由を書面で残します。切替後は旧環境をすぐに消さず、一定期間は戻せる状態を保ちます。

進め方と期間の目安

  1. 1

    棚卸し・依存整理

    2〜4週間

    台帳と通信の両面から現行環境を把握し、移行対象と対象外を分けます。

  2. 2

    方式判定・計画

    2〜3週間

    方式、波の順序、費用試算、リスクをまとめ、ロードマップとして合意します。

  3. 3

    パイロット移行

    3〜5週間

    小さな系で手順と所要時間を実測し、計画の数字を補正します。

  4. 4

    本番移行(波ごと)

    2〜6か月

    リハーサル後に切替を実施し、各波の完了ごとに結果を報告します。

  5. 5

    安定化・旧環境整理

    1〜2か月

    移行後の性能と費用を確認し、旧環境の撤去まで見届けます。

成果物と使用技術

成果物・お渡しするもの

  • 現行環境の資産一覧と依存関係マップ
  • システム別の移行方式判定表
  • 移行ロードマップ(波の順序と日程)
  • 切替当日の手順書と戻し手順書
  • パイロット移行の実測結果レポート
  • 移行後の構成図と費用実績の比較表

使用する技術・手法

  • AWS Application Migration Service
  • Azure Migrate
  • データベース移行サービス
  • Terraform
  • Ansible
  • ネットワーク疎通・性能計測ツール
  • 構成管理台帳(表計算)

このサービスのご質問

業務を止めずに移行できますか。

多くの場合、データを事前に同期しておき、切替時の停止を数十分から数時間に抑えられます。ただしデータベースの種類や更新頻度によっては夜間停止が必要です。事前に停止時間の目安を提示します。

全部をクラウドに移さないといけませんか。

いいえ。寿命が近い系は移さずに終了する、遅延に敏感な設備連携系はオンプレミスに残すといった判断も行います。残す場合の接続方式と保守計画も併せて整理します。

移行後に元へ戻すことはできますか。

切替後も一定期間は旧環境を残し、戻し手順を用意します。戻せる期間は、データの差分量と費用を踏まえ、計画時に相談して決定します。

費用の目安

費用は対象台数・データ量・停止許容時間で大きく変わるため、以下は目安です。正式な金額は棚卸しの結果を踏まえた個別見積となり、増減の条件も提案書に記載します。

プラン費用の目安内容
移行アセスメント50万円〜150万円(1〜2か月)棚卸し、依存関係整理、方式判定、概算費用までの調査
小規模移行200万円〜600万円10台前後の業務サーバを対象にした計画から切替まで
中〜大規模移行個別見積(1,000万円〜)複数の波に分けた段階移行と、移行後の安定化支援を含む

費用はあくまで目安です。内容を伺ったうえで、お見積書をご提示します。

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